法人成りのご相談

市川竜也@法人設立アドバイザー

2010年10月19日 11:18


 個人事業主の方が、法人に移行することを
 「法人成り」
 と言います。

 法人成りするケースとしては、大きく次の2つのパターンがあります。

  (1)節税のため
  (2)取引先業者に求められて



 (1)節税のため

  個人事業主から、法人へ移行することで節税ができる場合があります。

  赤字や、それほど利益が出ていない場合は、
  法人へ移行したほうが、税金負担が増える場合があるので、
  要注意です。

  そこそこ利益がでている場合は、
  法人に移行することで、節税効果を享受できる場合があるので、
  その場合は、法人成りしたほうが得策です。

  どの程度の利益で、法人成りしたほうが優位かどうかは、
  個人事業主さんごとによって、金額にかなり差があるので、
  ケースバイケースになります。
  (理由:所得控除の金額が人によってかなり違うため)

  当社では、法人成りすることで、税金負担が
  どの程度、減るのか、無料でシミュレーションをしております。

  お気軽にお問い合わせ下さい。  



 (2)取引先業者に求められて

  取引先業者に求められて、
  やむをえず法人成りするケースも多いです。

  この場合は、信用力強化の側面があるので、
  法人成りして、その分、営業力を上げて、
  売上を増やすと考えるといいかと思います。



 法人成りで大切なのは、
 全体的なコストが、どの程度落ちるか、
 しっかりと把握することにあります。

 税金的な負担だけでなく、
 例えば、税理士事務所の報酬も
 法人と個人事業主で変わってくるので、

 その部分も加味して、法人成りのメリットがあるかどうかを
 判断することが大切です。

 当社では、そういった付随する部分も含めて、
 法人成りのシミュレーションを行います。

 法人設立のご相談、代行も行っております。

  ◇「法人設立のご相談、代行」


 法人成り後の会計、税務、経理については
 下記のページをご参照して頂ければと思います。

  ◇「法人の会計、税務、経理について」



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