2010年10月28日

集客力と時間の関係

 
◆集客力と時間の関係


  集客力を強化するためには、時間(ないしお金)を、

  しっかりと投下しないと、なかなか強化できません。


  集客に苦戦している会社さんのお話を聞いていると、

  そのほとんどが、時間(ないしお金)の投下量が

  かなり少ないのが原因というケースが多いです。


  集客は、やはり動いてナンボの要素が強いので、

  しっかりと、時間(ないしお金)を投下することが大切です。


  ただ、ほとんどの中小企業が、

  目の前の仕事が忙しくて、

  集客する時間がない!!

  というケースが多いです。


  こんな状況の会社さんは、

  ほとんど、1年経っても、2年経っても、

  ずっと、目の前の仕事が忙しくて、

  売上が落ちていくというパターンにハマっています。


  逆に、伸びている会社さんは、

  いかに集客に専念できる体制を作るかに

  腐心をしております。


  集客・営業に時間(ないしお金)をいかにたくさん投下できるか、

  これが、会社の集客力の差につながり、

  同業他社との差につながっていきます。


  中小企業においては、

  まずは、せめて経営者さんだけでも、

  集客・営業に専念できる体制を構築すべきです。


  これができている会社さんは、伸びます。

  これができない会社さんは、停滞します。


  これが、伸びる会社さんと、停滞する会社さんの違いの

  第一ハードルです。


  集客・営業に専念するためには、

  ほとんどの場合、スタッフの補強という形になります。


  そのためには、人件費を捻出しなくてはなりません。

  場合によっては、自分の生活費を削らなくてはいけなくなります。


  が、

  ここで、勇気を振り絞って、

  スタッフを補強できる経営者さんは、

  会社を伸ばすことができます。


  ここで、目先の生活費をとってしまった経営者さんは、

  おそらく一生、ヒーコラ、ヒーコラ、言っている形になります。


  赤字になってでも、先行投資と割り切って、

  スタッフを補強して、自身が集客に専念できる体制を

  構築できた経営者さんだけが、

  次のステップに進むことができます。


  忙しい、忙しい言っている経営者さんが、

  必ずしも、ロングスパンで儲かるかというとそうではありません。


  仕事量を適切にコントロールし、

  時間に余裕を持たせ、

  常に、次の種を捲き続ける経営者さんが

  ロングスパンでは、成功します。


  どこまでが、回収すべき利益で、

  どこからが、先行投資と考えるかが、

  会社の成長力にかかわってきます。


  先行投資の比重を高めれば、高めるほど、

  将来の利益が、保証される形になります。


  目先の利益回収ばかりを追うと、

  ずっと小さな利益だけしか手に入れることはできません。


  そのバランス感が重要です。


  話が逸れましたが、

  集客力を高めたければ、時間(ないしお金)をしっかりと

  投下できる体制を構築することが大切です。


  経営の中心は、あくまで、「顧客作り」。

  そこを中心に、経営を考えるようにしましょう。


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Posted by 市川竜也@法人設立アドバイザー at 15:10 │経営コラム

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