2013年06月07日

売上の計上について

 
税務調査において、売上の計上は、最も重点的にチェックされる項目の一つです。

売上の計上を適切に行っておくことは、非常に重要です。

ミスがでないように、しっかりと売上の計上ができるような経理の形にしておくことも
非常に大切です。

また、売上の計上に関しても、いろいろなルールがあるので、
そのあたりを知った上で、適切な処理をすることも大切です。


◆売上の計上時期を間違えないように

 売上を計上するにあたって重要なのは、どのタイミングで、
 売上をするかという点です。

 業種や、商品の種類によって、売上の計上のタイミングが変わってくると思いますが、
 同じルールで、継続して処理することが大切です。

 とくに決算日付近の売上の計上に関しては、税務調査時に、
 問題が生じやすいので注意して下さい。

 当事業年度の売上に計上しなくていはいけないもの、
 翌事業年度の売上に計上するものの区別を間違えないようにして下さい。

 売上の計上時期が、当事業年度になるのか、翌事業年度になるのかで、
 利益の金額が大きく変わることがありますので、税務調査時には、
 そのあたりを重点的にチェックが入りますので、注意して下さい。

 売上の計上の時期の詳細については、
 下記のページをご参照して頂ければと思います。

  >> 売上の計上の時期のルールについて


◆税務調査時にチェックされる資料

 税務調査時には、以下のような資料をチェックして、売上の計上もれや
 計上時期の間違いを確認します。

  ・注文書
  ・納品書
  ・出荷票
  ・受領書
  ・検収報告書
  ・請求書
  ・領収書 など


 上記の資料をチェックして、物やお金の流れを確認して、
 売上の計上もれや計上時期の間違いがないかを確認します。


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 売上の計上に関しては、税務調査時に、重点的にチェックが入るので、
 しっかりとした処理をすることが大切です。

 



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Posted by 市川竜也@法人設立アドバイザー at 11:18 │会計・経理について

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